9月になり、生徒の皆さんは学園祭の準備にいそがしいことでしょうが久しぶりにおすすめの本を紹介します。夏休みの間に4冊本を読みましたが、その中の1冊を紹介します。

「ツミデミック」はパンデミックと罪が合わさった造語です。パンデミックにほんろうされ、失われた命、時間、お金、仕事。コロナの後期に起きて今も続く戦争。年代も環境も違う登場人物がパンデミックに影響を受ける短編集。コロナ過を経験した我々だからこそ一層登場人物に共感できます。6編ありますが全部一度に読むのがもったいないくらいでした。本の装丁も鮮烈です。他の作品も読みたくなりました。みなさんもぜひ。