先日は国際文化科1年生の「英語暗唱大会」の様子を紹介しましたが、今回は2年生の授業[Debate and Discussion]の様子を紹介します。担当者からの報告です。
国際文化科の生徒は1年生の秋から英語ディベートを練習しており、2年生では「学校でのスマホ使用の是非」「高校生のアルバイトの是非」「コンビニの24時間営業の是非」の議題でチーム編成を変えながら練習を続けてきました。現在はファイナルディベートとして「日本は2050年までに再生可能エネルギーに移行すべき」という議題で肯定派(Affirmative)と反対派(Negative)に分かれ5人1組で議論しています。
全32チームから勝ち抜いた4チームが2月の準決勝、決勝へと駒を進めます。チームワーク、論理的思考、英語力が自然に身につく[Debate and Discussion]の授業となっています。
夏休み以降、生徒たちは文献を調べ、ポスターを作り、英語原稿を何度も修正し練習をしてきました。また、相手の反論を予想して、それに対する更なる反論を準備しています。
新学習指導要領に「Debate and Discussion」と言う科目が設定されましたが、本校は10年以上その前からこの授業を取り入れています。単なる英会話の枠を超えて、まさに「英語で議論する」と言うレベルに取り組んでいる住吉高校です。(校長)