特色のある住吉高校の授業。今回は国際文化科のWritingの授業について国際文化科長が紹介します。
国際文化科では1年次から英語で論文を書く練習をしています。1年次は談話標識(Discourse marker)を使い文章を論理的につなげていく練習や、抽象的より具体的に書く練習をし、2年生につなぎます。
2年生(前半)ではAttention grabber, Thesis Statement, Supporting paragraphsの構成を学習しそれを踏まえた5段落エッセイ(1000字)を書きました。テーマは「Describe your most meaningful achievements or experience(good or bad) and how they relate to your future goals (あなたが今まで努力して達成したこと、あるいはあなたにとって最も意味のある経験を具体的に描写し、そのことがあなたの将来の目標にどのようにつながっているかを説明しなさい)」でした。
2年生後半では、更に進んで学術論文(Academic Essay)の書き方を学んでいます。文献リストの作成、研究論文の引用方法を学び、「日本の再生可能エネルギーへの移行の是非」についての英語論文を書くことになっています。これらの授業は全てネイティブ教員によって20名クラスの少人数でオールイングリッシュで実施されます。教材も工夫を凝らした自作教材を使用しています。
「再生可能エネルギーの是非」と言うトピックはディベートの授業にも連動しています。4技能を伸ばす取り組みはどんどん深まります。(校長)