本校では「教員の多様性の尊重」をテーマに、各教員の強み(知識・スキル)を活かす取組をしています。その一環が「交流授業(コラボ授業)」です。今回は英語と物理のコラボレーションです。
現在1年生の英語では、単位の起源やメートル法(メトリック・システム)の導入、国際単位系への発展など、「単位」に関する内容を学習しています。
そこで本校の物理教員を英語の授業に招き、「単位」に関する15分間のミニ講座を実施しました。
テーマは「単位の力」です。
「この世界から『ものさし』と『メートル単位』が無くなったら」という設定で、生徒らの机の天板を測定するワークショップを行いました。
生徒は自分の体やペンなど身近なものを「長さの基準(単位)」にして、机の大きさの数値化に挑戦します。
「単位なくして数値化はできない」という事実を体感しました。
その後は、数値化が人にもたらす効果(評価の質・再現性の向上)、単位の乱立(ばらばら状態)による問題などについて生徒たちとディスカッションしました。