11月に入りました。明日から3連休ですね。また、10月27日から11月9日まで第78回読書週間です。読書の習慣がない人は、とりあえず図書館に行っておすすめの本を借りて、自分のペースで読んでみましょう。心が癒される本、励まされる本、前向きになれる本、生き方の指針となった本。そしてひたすら泣ける本。笑える本。知的好奇心をくすぐる本。一行で心癒されたり、背中を押してくれたりすることもあります。
そこで今年度おすすめの本(校長が読んで皆さんに勧めたい本)をいくつか紹介します。パンデミックに翻弄された人たちの犯罪短編集。登場人物は罪を犯すのだけど、共感してしまう。
こんな友達がいたらちょっと大変だけど、巻き込まれてしまう人や賛同者が出て来て、面白く、読んで元気になります。周りの人がどう思うかはお構いなしで、自分の道をつらぬく成瀬にすがすがしさを感じる。うらやましい。滋賀県に詳しい人は固有名詞がふんだんに出てくるから一層面白いでしょう。
皇族ならではの状況ながら、留学生活をわかりやすい筆致で品よく書かれた本です。肩の力が抜けている感じ。初めて独り歩きしたのが日本ではなくオックスフォードだったとは、さすが女王様。
ご存じお世話になっている阪堺線の話。北畠や姫松や松虫など、こちらも固有名詞が一杯。阪堺線177号の誕生からその生涯を閉じるまで、界隈で起こる事件を描く連作短編集。ほのぼのミステリー。関西弁も心地よい。
今読んでいる本です。「俳句甲子園」をめざす高校生の話。俳句の勉強にもなってとても楽しく読めます。今朝、電車の中で読んでいて、降りる駅を乗り過ごしそうになりました。来週になったら図書館に返却できると思います。
この他、「夢を叶えるゾウ」シリーズや「マカン・マラン」シリーズなどはちょっとしんどい時に読んだら元気が出ます。おすすめです。
すべて図書館にあります。1ページでもめくってみてください。