【科学】遺伝子組換え実験(光る大腸菌)をしました

20241115日 (金)

住吉高校にはノーベル賞を受賞された大先輩がおられます。下村修氏です。その下村さんが研究を続けられた研究課題に関連する総合科学科3年生の授業を紹介します。生物担当者からの報告です。

3年生の発展理数生物B(選択科目)で遺伝子組換え実験を行いました。大腸菌にプラスミドpGLOを取り込ませて、紫外線を当てると光る大腸菌を作成しました。この技術には本校の先輩である下村 修先生のノーベル賞受賞の「緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見と応用」が深く関わっています。教科書にも載っている実験です。なかなか生徒実験をすることができませんでしたが、今回BIO-RAD社よりキットを購入することができたため実現しました。生徒たちは、数種類の寒天プレートの作成から、大腸菌の培養、遺伝子組換えと実験を進めてきました。

紫外線を当てると光る大腸菌を見ることができて、実験はおおむね成功しました。

大学では、この経験を生かして、研究してもらいたいと思います。

白衣を着て実験する様子は大学生、いや未来の科学者のようです。総科の生徒のみなさん、研究を深めていきましょう。

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