1月11日(木)6限、体育館にて1年生対象に「国際問題に対する意識を高める」ことを目的として講演会を行いました。講師は関西NGO協議会の事務局長である栗田佳典さんです。栗田さんは大学卒業後京都の認定NPO法人に就職された後、2016年から関西NGO協議会の理事としてお勤めです。
栗田さんはご自身がこのお仕事に関わる経緯、そしてアフリカのコンゴやウガンダでの子ども兵(少年兵ではありません。少女も兵士になっているからです)の経験談などを紹介され、我々がこれからどのように行動するべきか教えてくださいました。
世界で紛争におびえる子供は4億5千万人と言われているそうです。8歳や9歳で強制的に兵士になったり、女の子は結婚させられたりする中、栗田さんたちは現地で職業訓練の学校を設立し、自ら仕事をして生計を立てる支援をしておられます。生徒達も栗田さんの現地での体験談話に聞き入っていました。
最後にアフリカのことわざを紹介してくださいました。
日本でも今年に入ってから災害があり、多くの人が困難な状況です。今はすぐに支援できなくても、機会があれば、自分たちにできることがあると思います。日本だけでなく世界に視野を広げて考えていくきっかけになりました。栗田さん、おいそがしいところをお越しくださり、ありがとうございました。