期末考査も終わり、研修や部活動など生徒の皆さんはいそがしい思いをしていることでしょう。熱中症には十分注意してこの夏を過ごしてください。家の中で過ごしている時、電車の中で、本を読む機会は意外とあります。言葉に励まされ、癒され、元気づけられる。文字の力は想像以上です。ここで紹介する本はすべて図書館にあります。
内館牧子さんを偲んで読みました。現代の世界に住む青年が「源氏物語」の時代にタイムスリップしてしまう話。桐壺帝の正妻にあたり光源氏の政敵にあたる弘徽殿の女御に振り回されながらも彼女の運命を変えるために奔走します。青年の語り口で物語が進みます。笑えるし、泣けるし。とても面白かったです。悪女として描かれている弘徽殿の女御に共感を覚え、専属陰陽師となって彼女を助ける青年がだんだんかっこよく思えてきます。

関連して、タイムスリップする小説を紹介します。
永田町の地下鉄を上がると30年前にタイムスリップ。他界した兄、満州に出征する父を目撃。時空を超えたSF要素を含む父と子の小説。泣ける。

2月26日、宿泊中のホテルで火事に遭遇した主人公は間一髪で難を逃れたが、気づくと雪の降る昭和11年の2月26日の東京にいた。いわゆる2・26事件の当日。

こちらは最近映画化された新しい作品。母と喧嘩して家を出た主人公。目を覚ますとそこは1945年。戦争の真っただ中。そこで主人公が出会ったのは、特攻隊員。悲しい物語ですが、最後まで読むとがうれし涙に変わるかも。最近続編も出ました。
まずは図書館で探してみてください。

